セミリタイアと一口に言っても、その態様は千差万別
セミリタイアを志す方、特に、可能な限り若年でかつ低資金での達成を目指す方は一度は見たり聞いたりしたことがあると思いますが、実際にリタイアをした方への調査で、最も多い資産額は、「2,000万円未満」となっています。
自分はまだ何とか仕事を続けていますが、最初に仕事で心が折られた際の資産額は、2,000万円を下回る程度の金額でした。
仮にその際、完全に再起不能になって、再就職先の確保もままならずに退職した場合、この調査結果の最大のボリュームゾーンに一票追加する結果になったことと思います。
そして、そこから資産形成を進める中で、上記のような調査結果や、似たような資産額でセミリタイアしている、ないし、目指している方のブログなどは、非常に心の支えになり、励まされるとともに、勉強になったと感じています。
そうした面から見ると、株や不動産をただ持っているだけで絶対安泰な方々のブログについては、かなり興味の程度が落ちるとともに、何なら秒でそっ閉じしてしまうことが多々あります。
参考になるか否か・・・というよりも嫉妬かも
そうした行動にいたる自分の内心が完全に整理しきれていないのですが、考えられる要因は以下の通りです。
- 住む世界が違いすぎることによる無関心
- 意識の高さと現在の精神状況の断絶
- 既に到達した方への嫉妬
まず1については、現在自由にできる金額の多寡はもちろん、資産形成の過程などについても、自分とは大きく異なる場合が多く、参考となる情報を読み取るのに難儀することによります。
次に2については、最初に言っておくと逆恨みでしかないんですが、こちとら退職後も労働を完全に捨て去ることはできない程度の資産額をゴールに設定せざるを無い心身の状況なのに、それを周回遅れにする程度の資産を既に持っているにも関わらず、「目標まであと数年かかりそう。」とか言うのを見ると、二重の意味でかなり心が折られそうになります。
そもそもそれだけ資産あればもう十分じゃないかとか、この先何年も働ける精神状況なら別に仕事が苦じゃないんだし、セミリタイア目指さなくてもいいんじゃないかとか、単に考え方が違うだけなんですが、勝手に自分の立場に置き換えて憤ってしまうんですよね。
最後に3についてですが、端的に言ってこれが大きいですね。
自分だって、できるのであれば今すぐにでも完全リタイアをしたいわけです。
ただ、そうは行かないから、こうして気持ちを匿名で吐露することで何とか日々を耐えつつ前進しているわけです。
宝くじは貧者の税金と言われますが、その誘惑にかられそうになったのは一度や二度ではありません。
それでは最後、せっかくの七夕ですし。
セミリタイアブログの検索時に、資産額別にスクリーニングができるようになりますように。
以上、本日も負のオーラ多めな中、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また後日お会いできれば幸いです。
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