何故、地方公務員を辞めたのか?
地方公務員といえば、その安定性から、特に不景気局面において、人気の職業です。
一方、職務内容については、「公僕」とも呼ばれるとおり、自由度は低く、住民や政治家の言いなりとなることを強いられるなど、ストレス耐性が求められるような満足度の低いものであることが多いと考えます。
なお、地方公務員は、勉強とある程度のコミュニケーションができれば、就職可能です。そして、その後の奴隷生活を耐え続けられる限り、能力や成果に関わらず、世間の大企業の平均程度の収入が確約されているという身分である訳です。
つまり、仕事に耐え続けられるかが重要な訳ですが、数年おきに人事異動という名の職場ローテーションがあり、次の職場で耐え続けられるのかは誰にも分からないはずです。ちなみに、配属先が分かる採用初日に泣き崩れ、その後一日も出社せずに退職した後輩や、採用後数年間は耐えて、別の自治体に転職した主席の同期を横目に、自分はそういった安定とは逆行する行動をとることは無いと自己分析していました。
しかし、三番目の職場で数か月の忍耐を続ける中、ふと自分の中で忍耐の糸ともいうべきものがプツンと切れる音が聞こえました。それからは日々、どうすれば現状から脱却できるかしか脳内にありませんでした。
何故、別の自治体に転職したのか?
そして結局、同自治体内で、自分の中の安定を確保することは難しいという結論に達し、気づけば別の自治体に転職していました。これは、現状からの逃避に起因することは勿論ですが、自分の忍耐の限界が、最後の異動先の仕事内容によるものなのか、それとも公務員自体に限界を感じたのかを確認するための作業でもあります。
現状としては、土地を移ったことによる公私にわたる人間関係の負荷が大きく、結論は出ていませんが、それを排すれば、地方公務員自体は続けることができそうだと感じています。
何故、セミリタイアを目指すのか?
地方公務員自体はまだ続けることができたとしても、結局はギャンブル要素が残るからです。ぐーぐる先生に聞けば、自治体における職場カーストなどがヒットすると思いますが、そうした大衆の評価はある程度的を射たものが多いです。ただ、自分が合うか、合わないか、また、合わなくても耐えられる程度か否かは、結局人によるとしか言えないでしょう。
セミリタイアを目指すのは、そうした自分の限界を感じる職場に再度出会ってしまったときのための逃げ場を確保する作業にほかならず、その足跡をブログに綴っていくものです。
現状は?
資産は2,000万円程度。
内訳は貯金と投資信託・株が1:4。
詳細と推移は今後公開していきます。
今後の活動内容は?
以下の分野への投稿をなるべく毎日続けていきたい。
・日記
・資産(投資)状況
・公務員試験(ノウハウなど)
・同様の心境の方などのお悩み相談